文部科学省平成27年科学技術人材育成費補助事業ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(特色型)

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室長挨拶

富山大学学長補佐・男女共同参画推進室長 市田蕗子

富山大学学長補佐・男女共同参画推進室長 市田蕗子

富山大学では、平成20年度に、「女性研究者支援モデル育成事業」として『富山循環型女性研究者育成システムの構築』が採択され、男女共同参画推進室が新設されました。続いて、平成23年度からは、全学委員会である男女共同参画推進委員会が設置されました。平成25年度には男女共同参画担当の学長補佐として、永山くに子先生が就任され、平成27年4月より、私が引き継ぐことになりました。

この事業においては、①意識改革、②人的資源の循環と女性研究者の裾野の拡大、 ③女性研究者の研究推進のための教育・研究環境の整備の3項目を骨子とした取組を展開しました。特に、人的資源の循環として、富山大学人材バンクシステムを構築し、人材の掘り起こしとマッチングが効率的に促進される仕組みを整備しております。また、女性研究者の研究推進のため、妊娠・出産・育児・介護等ライフイベントに際しての負担を軽減することを目的に、研究サポーター制度、非常勤講師の配置、ベビーシッター制度、夏季学童保育を実施しました。加えて研究助成として、平成20年度から学長裁量経費により女性限定枠のリーダーシップ育成助成金制度を設け、研究プロジェクトの立案能力や実行力を高める支援を行っています。

この結果、平成17年度の大学統合時128名だった女性教員は、平成22年度に155名に(女性教員比率17.2%)、平成26年度には161名(同17.9%)と順調に増加し、また、執行部役員および部局長に占める女性比率も増加し、平成26年度には13%になっています。

本学では、男女が社会の対等な構成員として個性と能力を発揮できる大学、"Smart University"となることを学長が宣言し、女性が輝く大学として存在感を発揮しています。女性研究者が、そのキャリアを磨く時期は、同時に、子どもを産み育てる大切な時期でもあります。とりわけ優秀で勤勉な女性たちが、研究者としての研鑽を中断することはとても残念なことであり、国家的な損失でもあります。一方、少子化の現在、一人でも多くの子供を産み育てることは、次の社会の優秀な頭脳と労動力を生み出すもう一つの大事な仕事でもあります。推進室は、この2つの大事な仕事をかけ持っている女性研究者のため、環境整備を始めとし、子育てとキャリアアップの両立を支援しています。そして、これまで充実させてきた、きめ細かく多彩な女性研究者支援策のラインナップを広く男女教職員へと拡充することによって、女性も男性もともに生き生きと活躍できるような働きやすい職場環境の醸成をめざしていきます。

平成27年4月1日

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